ビズガイバー™
お知らせ
チームワーク力を最大化する合目的的な組織内コミュニケーションとは...?
当該ポッドキャスト(音声概要)は、Google NotebookLMにて試験的に生成されたものです。
日本語の読み・発音等に不正確な箇所がありますが、ここでの話の大筋を把握する分には支障ございません。
戦略的視点 #6
職場のトラブルの大半は、コミュニケーション不足(あるいはその人間関係)が原因と言われています。チームワークを妨げるのも、コミュニケーション不足が主たる原因といっても過言ではないでしょう。
企業等の組織内でのコミュニケーションで重要な4つは、
企業等の組織は、気の合う仲間同士がとりとめもなくただ群れただけの「仲良しサークル」とは異なります。
したがって組織内でのコミュニケーションも、漫然とただ場数さえ踏めば結束を固めるのに役立つようなものではなく、合目的的に運用して初めて意味をなします。
すなわち、組織内コミュニケーションの合目的的な運用が、チームワーク力を最大化する秘訣であります。
4つの組織内コミュニケーションを合目的的に運用するには、それらの相違点を(企業それぞれの捉え方・視点で)明確にすることがまず必要になります。
画像をタップ/クリックすると拡大表示されます
たとえばビズガイバーの捉え方・視点では、4つの組織内コミュニケーションの留意すべき相違点は、
ただし、これら4つをこの形態のまま導入しなければ組織内コミュニケーションが立ち行かなくなるというわけではありません。
企業や組織それぞれの文化や風土に馴染み、目的が明確化されている形態(たとえば「仕事の流儀を深く語り合える飲み会」や「フラットに意見を交わせるランチミーティング」など)がすでにあるならば、それで充分に代替可能です。
注1)企業における「メンタリング」(Mentoring)は、1980年代の米国内での導入以降に世界的にも広まり、一般的に『先輩社員が後輩や新人に指導や支援を継続的に行うもの。職務上の直接的な指導だけでなく、マナーや人間関係なども日常的なコミュニケーションを通して支援する人事制度のひとつ』とされています。「メンター」(Mentor)とは『良き指導者、優れた助言者』を意味し、指導・助言を受ける側は「メンティー」(Mentee)または「プロテジェ」(Protégé)と呼ばれます。
注2)「OJT」(On-the-Job Training = オン・ザ・ジョブ・トレーニング)は、『直属の上司・先輩が実務を通して直接指導することにより、業務上の戦力的な知識やスキルを部下・後輩に早期習得させる』研修手法です。実務を離れて業務に必要な教育研修を通常は座学で行う「Off-JT」(Off-the-Job Training = オフ・ザ・ジョブ・トレーニング)と組み合わせて実施されるのが一般的です。
職場のトラブルの大半はコミュニケーション不足(あるいはその人間関係)が原因と言われているだけに、企業等の組織内においては「メンタリング」「1on1ミーティング」「フィードバック」「OJT」の4つのコミュニケーションの手法・プロセスを合目的的に運用することが重要となる。
すなわち、組織内コミュニケーションの合目的的な運用が、チームワークを最大化する秘訣と言える。
具体的には、まず「フィードバック」を全社員が当事者の双方向的かつフラットなコミュニケーションの基盤として全社内で浸透させる。
そのうえで、とくに新卒・中途入社の新入社員に対しては「OJT」を集中的に行い、早期戦力化と職場への定着とを促進する。
同時に、全社員を対象とした「1on1ミーティング」により社員のエンゲージメントを高めて、そのパフォーマンスや組織の生産性を向上させる。さらに、業務や業績に直接的には関係しないが、仕事・職場での悩み事など中立的な理解や助言等を得て自発的に解決に至るのが望ましい社員個人のプライバシーにも関わりうる懸案事項については、「メンタリング」(クリティカルな事項の場合は専門家によるカウンセリング)によりサポートを行う。
新規追加:2025年4月14日
執筆:山田 芳之
ビズガイバー 代表
【略歴】